イランがどよめいていることは先日書きました。
BBCが暴動を煽るということで国外退去を言い渡され、なにが間違っていてなにが正しいのか、相変わらずちっともわからない状況になっています。
でもね、状況は実は単純な気がします。
ある国の内部で政情が不安定になればなるほど、喜ぶ国はこれまでひとつ。
勿論、国家というものは似たり寄ったりではありますが、少なくとも他国の内政が不安定になることをこれまでたえず工作し、煽り、方向付けてきたのは、そう、アメリカでしょう。
そして、そのアメリカの犬に成り下がっているのが、イギリスを中心とした「善」の国家群ということになるでしょう。日本もその一部に成り果てています。
気をつけたいのは、選挙もまともにできないイランという国に「民主主義」をもたらすためにアメリカが乗り込むという構図が今着実に形成されているということです。
イランという国がどういう国なのかまるで知らないのに、世界は今イランをテロリスト国家というイメージで見始めているでしょう?
マスメディアはイランという国が核武装する悪の国家という点でどれも同じ報道しかしない。
この反論のない状況こそ、これまで繰り返されてきたアメリカのやり口でしょう。
そのイメージで得するのは、アメリカを中心としたその周辺の国家しかいないじゃないですか。
こうして、攻撃の前提条件が作られ、今や当たり前になってしまった「先制攻撃」の口実になるわけです。
繰り返される「独裁国家」対「正義の民主国家」という決まった図式。
そのイメージで得するのは、アメリカを中心としたその周辺の国家しかいないじゃないですか。
こうして、攻撃の前提条件が作られ、今や当たり前になってしまった「先制攻撃」の口実になるわけです。
繰り返される「独裁国家」対「正義の民主国家」という決まった図式。
今から六十年前、日本もこの図式に当てはめられ、戦争へと追い込まれていったことを忘れてはならない!
確かに、イランの現状は独裁的な色合いが強いのでしょう、ですが、呉々も、改革を口実にアメリカにつけ込まれないことを祈るばかりです。
だからこそ、「想像力」が必要なんだ。
ジョン・レノンのIMAGINEは確かに名曲です。
が、僕は清志郎のイマジンの方が好きなんです。
音楽になにができる?なんて言わないで聴いてみようぜ。
今は亡き清志郎の歌声に静かに耳を傾けるときではないですか?
落ち着いて、耳を澄ましましょう。
そして、イマジンしましょう。
ジョンも清志郎も歌う「天国なんかない・・・」という歌詞が、逆説なんだということを理解できるだけの想像力は持ちたいものです。
今は亡き清志郎の歌声に静かに耳を傾けるときではないですか?
落ち着いて、耳を澄ましましょう。
そして、イマジンしましょう。
ジョンも清志郎も歌う「天国なんかない・・・」という歌詞が、逆説なんだということを理解できるだけの想像力は持ちたいものです。
「天国なんかない」という言葉は、僕には「民主主義なんかない」に聞こえます。
少なくとも、歴史上「民主主義」が確立した国家など未だどこにもないということを忘れまい。
今全世界が確立しつつあるのは、残念ながら、みんなの理想とする「民主主義」ではありません。
一極集中のグローバル資本主義です。。。。。
想像しましょう。
イマジンのこと。
わすれないぜ☆ベイベー
わすれないぜ☆ベイベー
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