2012年9月13日木曜日

JAZZ OLYMPUS!にて

今日は昼に、御茶ノ水まで足を伸ばしました。

先日、古い友人達と会合し、その昼にちょっとだけお邪魔した御茶ノ水の『JAZZ OLYMPUS!』さんを訪れました。
ジャズ喫茶『JAZZ OLYMPUS』
写真『みんカラ 』さんより

小学校から高校までの同級生である小松誠君が経営する4年前にオープンしたジャズ喫茶です☆
僕らの共通の思い出であるジャズ喫茶「ベーシー」を彷彿とするオーディオで聴く四千枚のジャズ・レコード!

本当に高校時代、学校のすぐそばにあるジャズ喫茶「ベーシー」は良く通った場所でした。ベーシーについてはこのブログでも過去に書きましたが。
僕は友達とジャズよりむしろロックバンドを組んで遊んでいたのですが、ジャズはいつも大人の音楽として傍らにありました。ジャズがあってのロックだった。
僕の育った岩手の一ノ関という所は不思議な場所で、町の中で世界的ミュージシャンとすれ違うなんとことがしょっちゅうあったのだよ。それもこれも、ベーシーという伝説的な喫茶店があったからなのですが。
そして今日、お邪魔した『JAZZ OLYMPUS!』はその高校時代の空気を感じさせてもらえる空間だったことに心が打たれました。
ただ懐かしいのではない。寧ろ、違うからこそ思い出す風景があるんだな。
たとえば、お店の明るさ。
蔵を改装したベーシーより、遙かに明るい『JAZZ OLYMPUS!』はさすがにホテルの一階にあるだけあって洗練された光を感じます。

更に、美味しいカレー☆これは「岩手アベ鶏カレー」

ベーシーにはない、充実した一度食べてみる価値アリのパプリカとトマトで赤みの強いカレー。一ノ関産の鳥を煮込んだそのカレーは辛さの中に旨味が凝縮していて、一度食べたら病みつきだと思うよ。僕ははまりました!

しかしながら、お店全体に漂うソウルは紛れもない僕らの育ったあの「ベーシー」の空気がありました!

細部にこだわりがあるというのは、本当に素晴らしいことです。
故郷の一ノ関の食材にこだわり、オーディオ機器にこだわり、店内のディスプレーにこだわり(実際、ジャズなのにどこか和風のテイスト)、食器の輝くばかりのメインテナンスの良さ(家の妻が感激!)、ドアの大きさ窓の広さ、すべて細部にこだわりがありました!
僕は演劇を行う者として、細部にこだわる目を持つ人をリスペクトします。細部に心配りの出来る人こそ、僕の憧れだな。僕自身そうなりたいと思うよ。
素晴らしいお店でした!!

昼はジャズを聴きながら、旨いカレーに舌鼓を打つ。午後は純粋にジャズ喫茶。そして夜はジャズ・バーになるそうです。
時々、オーナーの小松君のコレクションの中から、こだわりのレコード鑑賞会なども催されるようです。
小松君!またお邪魔します!


一度、訪ねてみてください。
『JAZZ OLYMPUS!』最高です!

2012年9月10日月曜日

大人の音楽☆

 
昨夜、渋谷のライブスポット『七面鳥』にてライブを楽しみました☆

ちょいとブルースな夕べ vol.4
Elli(vo/ukulele)+ 岩田浩史(guitar/vo)+加藤MAA(guitar/vo)
at 渋谷・七面鳥  http://www.7mentyo.com/accesscontact.html

僕にとって芝居と同じ重さで音楽が存在しているのですが、成熟ということを最近よく考えます。
実はね、シェイクスピアという劇作家の劇作りの生涯のテーマが「成熟」であったのでは?という説があるんですね。

このブログにもかつて書いたのですが、作家ミラン・クンデラの「小説の精神」の中で語られてる「幼い老人の惑星」という人間特有の成長不良の問題は現在もなお静かな大きな問題として、僕らの日常生活にはあるのでないかな、と思っています。
僕らはきちんと歳を取れない。しっかりと成熟できないでいる。大人になることをますます厭がっている。いつまでも若くいたいと諦めきれずにいる。
しかし、僕らは確実に年齢を重ね、大人になる。
そして、やがて確実に、此の世を去る。

昨夜の音楽にはそんな「成熟」がありました。

年齢を重ねることを拒否した子供じみたやんちゃではなく、大人のそれ。つまり、生と死を理解しつつ今を楽しむという姿勢、がありました。

音楽というのは、そもそも演劇以上にその場限りで刹那的な芸術形態です。
でも、だからこそ、良い諦めと良い集中が必要になる。
そして、それは大人になることで、より一層醸し出される味わいが深くなる。まさに「一期一会」の侘びと寂びですね。

ブルースと言っても、決して定型的な3コードのブルース、なんかではなく、むしろブルースを大人が楽しむ音楽ととらえて初めて広くなるその間口の広さに僕は感激したな!

実は、このユニットのブルースを聴くのはこれで2回目です。
前回は六本木の夜でしたが、今回は渋谷の夜。
ボーカルのElli(近藤エリ)の描いた楽器と七面鳥の壁画をバックに、前回以上に音楽が世界を包んだぜ!

ライブが終わって、七面鳥を出て、周りを見回したら、近所でやっていたミュージカル『ヘドヴィク・アンド・アングリーインチ 』のお客さんで辺りはごった返していましたよ。
でもね、僕はこの小さなライブの大人の音楽の方が、今は「ヘドヴィク・アンド・アングリーインチ 」よりいいんだな。

大人の音楽は、いろんなことを潔く諦めさせてくれる。
でも、同時に柔らかで強いエネルギーをくれるんだな。
それは、これまで生きてきた道のりを思い出させてくれたから。そして、これから進んでいく道に光が少しだけさすのが見えたから。
僕は昭和の子供だったし、ロックとブルースを聴いてきた。そしてブギをちょっと。
帰りの電車の中で、自分に聴いてみた。

『少しは、大人になったかい?』

隣で、妻が笑っていた。
よし!僕も、ますます芝居をやって、もっともっと音楽もやろう!ピアノとギターを弾きまくろう☆
少しは、大人になったと思うぞ。
これでも。だめか???



岩田浩史さん(guitar/vo)の「ウーララ~♪」
現在闘病中でもあるギタリストにしてヴォーカリストの岩田さんのこの曲は僕のお気に入り。お身体大切に!
金子マリさんとのセッションも最高!!



加藤MAAさん(guitar/vo)の「それでも人は嘘をつく」
これもいい曲☆どこか北海道の匂いのするブルースマンですね!僕の芝居も見に来て頂いたそうで、感謝です!


そして、Elliこと近藤エリさん(vo/ukulele)の「ふたりは一雫」
彼女のもうひとつの大切なユニットとがelli+katz+nory です☆このウクレレユニットがまたいいんだな!
僕は昔から「エリコ」と呼んでいるので、エリコでいくけど、彼女はミュージッシャンであると同時に良い女優なんだ。
でも、核になっているのは音楽であることに間違いはない!

2012年9月1日土曜日

インプロの仲間たち☆

二日間、ライブハウスで燃えた若き仲間たちです!

みんなありがとうね☆