2012年7月31日火曜日

この道が好きだ!

大学へ行くには市ヶ谷から、もしくは飯田橋からになるのだが、あ、勿論JRの場合ね、んで、僕が選ぶのは市ヶ谷駅からのコース。
狭いし車の通りは多いし人は行き交うし自転車は訳もなく疾走するしで、ぜんぜん不便な道ですが、僕は好き。

夏は特に「蝉の声」がいいんだ!
そして、青空はその青さで暑さを忘れさせてくれる。
時々カレーやラーメンやコーヒーの香りが漂ってくる。
汗が噴き出るけど、アスファルトの道路は照り返しで真っ白に見えるほど色が飛んでるけど、夏のこの道を僕は忘れない。

恐らく、春よりも、秋よりも、冬よりも、夏がいいと思う。僕の経験的観測。
今日もまた、様々な心に去来することをできる限り話すことにつとめた。
出し惜しみせず、確信の持てるものは、まずは差し出すこと。
そして、更に言葉に責任を持って考察を深め、行動すること。
講義は、他者に押しつけるものではなく、むしろ自らに戒めを与えるためにするものかもしれない。
言葉は諸刃の刃だと本当に思う。
外に向けて差し出したものは、すなわち自らを切り刻むのだ。
だからこそ、防御するより差し出す方を選びたい。引っ込めるのではなく、あえて提示しよう。

きっと、昨日より今日が、今日より明日が、良くなると思うから。
気がつくことが、すべての始まりだと思うから。
久しぶりに自分の影を撮ってみた。

あっ、まずい。

太ったな。

比較演劇学・夏の集中講義開始☆

昨日から、法政大学にて担当する比較演劇学の夏の集中講義が始まりました!



熱い日差しと蝉時雨の中、市ヶ谷キャンパスにたどり着くと、熱くて汗だらだらなのにかえって燃えるんです☆
昨日は序論でしたが、今日はカレル・チャペックをベースに「人間奴隷化の過程」を演劇とともに語ろうと思います。夕べ暫く振りに読み返したチャペックの「山椒魚戦争」にあらためて戦慄を覚えました。現代世界の有様がこんな昔、1920年代から30年代に、すでに予測されていたのだと思うと、胸が痛くなる。そして、現状を正しく理解し己自身の頭と身体と精神を使って思考し行動することの重要性を再認識しているのです。


僕らは単なる傍観者や消費者であってはならない。
僕らは当事者なのだ。
そして、今を形成させている一要素こそ、僕ら自身なのだ。
客観性という一見正しそうな美名の元、受動的な態度を捨てきれないでいることこそ一つの罪なのではないか。
主観的で構わない。もっと大胆に仮説を立ててみたい。
その仮説を更に追求してみたい。
その向こうに、絶望を超えて、かすかな希望の光が見えるはずだ。
馬鹿と思われても良い。
愚か者と呼ばれても構わない。
絶望的な状況認識こそ、次の希望を見いだす力なのだ。
止まってはいけない。
動き出せ!   そこから!