2009年3月13日金曜日

弟について


こいつがオイラの弟、
上野吉一博士です☆
ゴリラが笑ってるようですが、人間です。
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ

名古屋の東山動物園で頑張ってます!!
我が弟ながらスンバラスイ☆やつです。

現在、日本の多くの動物園では、動物たちはストレスに晒され「常同行動」という無目的に見える反復的行動をとるそうです。
彼は、その動物たちの心理面から動物福祉という観点で動物園を改革しようと頑張ってるんだな。
こんなことは、かの有名な旭山動物園にさえないことです。何故なら旭山は観客の視点で園が設計されているのに対し、東山では動物たち自身の視点からストレスフリーな園全体を設計しようとしているのですから。
これは動物園におけるコペルニクス的転回です。

「動物園で動物を見せるというのは
生きた剥製としてチンパンジーを見せているわけじゃなくて、
生き様を、生きている生活を見てもらうわけじゃないですか。
そういう意味では彼らが少しでも、
そこで必要としている機能を満たしてあげるような
環境を作り上げるということは、
彼らを理解するということにもなるし、
彼らが本来住んでいる環境とかにまで
思いが馳せるような世界を作り上げることができる・・・」
             (上野吉一談)

これは演劇にも通じることだと思います。
演劇はただ素敵な人々の格好良い見世物だけであるはずがない。
僕らは演劇を通して「人間の営み」を観たいんだ。
動物園は「動物の営み」を見せる。
動物たちが俳優なんだなぁ。

昨年、テレビの『情熱大陸』で特集されましたが、以後もなお苦労がたえないようです。苦労は買ってでもしろ!苦労の向こうに朝陽は昇るんだ!
俺は心の底から応援してるぜ!

東山動物園でこのゴリラのような彼を見かけたら、声をかけてくださいね☆
とっても優しいゴリラですからぁ。

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