2009年4月7日火曜日

春の海の光よ!

Photo by 若狭常神


ぜんぜん海になんか行く余裕もありませんが、素敵な写真を見つけました。
海の近所に住みたいなぁ、なんて昔から思ってましたが、いつになったら実現することやら、今も内陸奥深くに暮らしております。

しかし、海の光を夢見ることはできる。
あの波間に輝く乱反射は川でも見えなくはないですが、やはり海のものでしょう。

特に、夏の暑い照り返しでも、冬の凍えるような氷の輝きでもない、春の煌めきがそこにある。

芝居が文学と違うのは、戯曲という要素以外は、瞬間の芸術であるということです。それは文学よりも、むしろ音楽に近い。
音楽は光でもあります。心の中に射し込む光。だから、僕の芝居では音楽はバックグラウンドの背景音以上の意味を帯びます。
すなわち、音楽は感情そのものだからです。

春の海の光を思い出しながら、やっぱり芝居のことを考えてしまった。

それが、僕です。

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