Jonah Goldberg;" LIBERAL FASCISM "
最近、アメリカで話題になった本だそうで、ちょいと目を通していたのですが、う〜む、この本は現代のファシズムは左翼が中心であり、実際は一般的に思われているようなファシズムというものは保守陣営や右翼が最終的に至る思想状況ではない、と言いたい本なのですね。
だいだいね、右と左に分ける前提からこの本は出鱈目です。
日本においても、一部でファシズムの復活待望論が出始めていて、世界でも同じ状況のようです。
いずれにしろ、保守であれ革新であれ、政治的立場に関係なく、一部の企業の利益のために国家を破綻させていく者たちがいる。
彼らは口々に、より良き未来を語るのだが、それは騙しの手口。
ファシズムは甘い言葉と共にやって来る。
この本、タイトルはいいし、良いとこ突いてるんですが、いかんせん、主張が現在の保守派の擁護論から一歩も出ていません。
こういうダメダメな本がヒットするアメリカって。。。。おわってんじゃね?
☆上野火山☆
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