2009年4月19日日曜日

川のほとり

今日は一仕事終わってから、久しぶりにHaircutしました。
行きつけのお店で、短くツンツンの頭にしてもらい、すっきりしたなぁ〜と思いながら自転車こいで近所の川を通りかかったとき、ちょうど太陽が向こうに沈みはじめました。

あまりにもしっとりした良い空気だったので、見とれてしまいました。

僕は幼い頃、川の畔で育ちました。

5時になると、望楼が「ゆうやけこやけ」を鳴らし、堤防で遊んでいる僕らはそろそろ家に帰る頃かな、などと思ったものでした。
すると、堤防の土手の上に、母が現れて、「おーい!帰っておいで!ごはんだよー!」と声をかけてくれた。
今の僕よりずっと若かった、あの頃の母のエプロン姿を今でも憶えています。

川の畔で僕は育った。

今も何故か川の畔に暮らしています。

そして、時々、遠い昔の夕暮れを思い出します。

二度と帰ることのない、あの夕暮れを。


☆上野火山☆

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