2009年8月14日金曜日

The Obama Deception

The Obama Deception:

ついでながら、この映画も観てみるべき作品だと思うぜ。

今もなおオバマによってアメリカが変わり、世界も良くなると思い込んでいる人がいるかもしれない。でも、残念ながらそれは間違い。まったく良くなるどころか、悪化していくでしょう。
ブッシュは嫌いでオバマが好きというのは、要注意です。
今や共和党も民主党も差がないことがはっきりしてるんですから。

かつてのロマンチックなアメリカは消え果て、中国と利害関係を一致させ、ロシアを黙らせながら、日本を飼い犬にする。そして、その背後にイギリスがいる。この構図は否定しがたいものがあります。戦後日本は確実にアメリカのポチとして生かされてきました。無思考と無批判の学習がこの国の教育制度の基本となり、戦後世代は思考と批判をどこか罪悪のような感覚さえ持つようになりました。賢いとは知識の豊富なことで、覚えていることが多いこと。とどのつまりは思考し批判する者は賢さから程遠い者、つまり要領の悪い馬鹿ということになる。こんな教育システムの中で僕らは育ってきたし、今も子供たちや若者は苦しみつつその環境におかれている。
こういう事柄も、結局は国際金融支配者達の都合によって生み出された世界なのではないかと、今更ながら思うのである。
だから、新聞でもテレビでも報じないことは知らなくて良いことだし、報じられたことは少なくとも事実だろうと思い込む精神風土が作り上げられてきたのです。それでも、新聞の偏向報道や、テレビのやらせやご都合主義のニュース報道に、人々は少しずつ気がついてきているというのもまた事実だろうと思う。

アメリカが、それでも優れている部分があるのは、国内でこうしたするどい批判と批評に満ちた映像作品を作り出すことができるという点にある。レッドフォードの映画にしても、到底日本では不可能と思われるような本質的な批判と批評精神で作りこまれていたように思います。
日本は六十年以上の間に、自粛を仕込まれてしまった。
昨夜あるニュースで、戦意高揚のための紙芝居について報道されていました。
戦後、すぐにGHQによって廃棄された紙芝居を密かに保存していた方がいらっしゃったそうです。
戦争中、軍部の検閲を受けて作られた戦争賛美の紙芝居が、如何に人々の精神に影響を与えプロパガンダの機能を有していたかを明らかにしていました。そして、軍部による検閲はあってはならないことだと、その番組は締めていましたが、あれ?うん?日本の軍部の検閲はわかりましたが、米軍による検閲で紙芝居自体が廃棄処分になったんでしょ?だとしたら、それは一種の焚書じゃないか?
米軍による検閲と焚書に関しては、あっさりスルーしてました。
こんなところに、日常のニュース報道の偏向ぶりが見えるんです。

まともなドキュメンタリーを観ようぜ☆

『The Obama Deception』Full version:字幕はありませんが一気に観られます!


『The Obama Deception』字幕付き:ただし1/11(11分割です)

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