昨日は日本の真珠湾攻撃の日であり、ジョン・レノンが射殺された日でもあります。
真珠湾攻撃という愚はどこからもたらされたのかは、現代に生きる僕らが真剣に考えなくてはならない重要なことです。
なぜなら、あの日の攻撃以来、日本という国は「Axis of evil (悪の枢軸)」の一派とされ、永遠に許されることのない立場に置かれました。
まさかと思う人もいないでしょうが、日本は危険な国という烙印を押されたからこそ、国際連合のミソッカスであり続けることをよぎなくされている。
海軍のトップであった山本五十六はアメリカと太いパイプを持っていましたが、米国との開戦を止めた様子はどこにもないのです。
疑り深い僕は彼はルーズベルトの意志もアメリカの意志も知っているからこそ、開戦へと向かったのでないかなと思ってしまいます。
いずれにせよ、真珠湾攻撃というのはこれまで常識的に語られてきたものとは、実態は異なるようです。
公文書を地道に読み解くことで得たことをまとめたロバート・スティネット氏の「真珠湾の真実」はいわゆるトンデモ本などではなく、とても重要な戦争資料だと思います。この本をきっかけに様々な読むべき書物が見つかると思いますよ。
この日本という国が戦争を始めたというよりは、戦争に引き込まれた日、それが12月8日なのかもしれません。
それから四十年近く経って、ジョン・レノンが同じ日に射殺されました。
彼の死も不可解です。
射殺犯マーク・チャップマンの催眠犯行説などが浮上し、未だにはっきりした動機も分からないのです。ただひとつはっきりしていることは、ジョンが反戦的であったこと、もしくは厭世的であったことがきっかけではないかともいわれています。
少なくとも、彼の死後、2001年以降「イマジン」という曲はアメリカでは放送禁止になったことは以前にもこのブログで書きました。そして現在も放送禁止は解かれていないようです。
12月8日、不思議な日です。
不可解な出来事が起きている日。
僕は常識的に流布している説明をそのまま鵜呑みにするつもりはありません。
なにしろ僕はドラマティストの端くれです。斜めに斜めに見てるんだぞ。だまされねぇーんだぞ☆
そんな斜めな僕が心から好きな曲。
それが「Stand By Me」です。
特に、ジョンのヴァージョンが一番いいんだな。
これを聴きながら、冥福を祈るよ。
Stand By Me / John Lennon
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