『すべての出会いは、再会である』
僕は講義でこう語りました。
そして、こんな質問がありました。
「出会いが再会」なら「別れは・・・」何だろう?
すべての出会いは、再会である。この言葉の続きはこうです。
『別れは出会いの始まり』
僕らは何かに出会うには、別れなければならない。というのは、一度孤独になってからでなければ、出会いが再会であることに気づけないからなのです。僕たち人間は慣れと惰性の生き物のようです。すぐに馴染んでしまう。すぐに怠惰になり、すぐにすべてが当たり前のこととして、受け流してしまう。馴染んでしまうことを避けたい、と僕は思う。馴染んで当たり前になるよりも、むしろできる限り毎瞬新鮮な瞬間として生き直したい。
生き直す瞬間を僕はモーメントと呼んでいます。
従って、僕の表現は正確にはこうなります。
『すべての出会いは、再会である。
だから、別れこそ出会いのはじまりなんだよ。
すなわち、僕らは、絶えず一瞬一瞬を生き直してるんだ。
絶えず生き直すこと。それを僕は人生と呼びたい』
僕の答えは、今のところ、こうです。
窓の外には、真っ青に晴れ渡った空に、雲がぽっかり浮かんでいます。
我が家ではそんな雲を「ジブリ雲」と言ってます。
今朝はジブリ雲を眺めながら、こんなことを思いました。
3 件のコメント:
昨日で2郡が終わりました。頭がパンパンになってしまいました。この一週間はしっかり休みたいと思います。遅くなってしまいましたが、熱い講義ありがとうございました。
お疲れ様!
まずはゆっくり休んでください☆
また、お会いしましょうね!!
「生き直す」・・・覚悟が伝わる言葉です。こんなにも前向きに捉え、日々の生活に馴染ませ使ったことがないので新鮮でした。毎日の瞬間を「生き直す」真っ直ぐな心を持ち続けたいものです。
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