“Propaganda and the Public Mind“ By Noam Chomsky
邦題「グローバリズムは世界を破壊するー プロパガンダと民意」
先日、電車の中でこの本を読んでいたら、見知らぬ外国人がニヤニヤしながらこっちを見ていた。
武蔵小金井で電車が止まると、入り口の脇に立っていた僕の肩を叩きこう言った。
“ I’m on your side! ”
たった一冊の本が
人の距離を縮めることがある。
たった一言が
次のステップに踏み出させることがある。
たった一本の親指が
勇気の印に見えることがある。
世界は本当に絶望的なほど末期症状に覆われている。
価値観の転覆などと簡単に言うつもりはないが、現行の価値観に疑問と否を突きつける必要はある。
人間の本質は醜いというのは容易い。
人間のリアルな醜さを見せつけるのはいい、だがむしろその愚かさこそ見つめたい。
人間の醜さも結構だが、人間の愛おしさを見出したい。
日常に何もないのではない。
日常に何もないと思い込まされているのだ。
常に、小さなことなんだ。
大切なのは。
親指を突き上げて、ニッコリ笑って、I’m on your side!というように。
君は誰だ?
でも、そんなことはどうでもいい。
ただ僕も静かに言おう。
I’m on your side!
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