遠くでカラスの声がする。カラスが少し数が減ってるそうですね。
秋というよりもう冬になってきました。
太陽は明るいです。
空も青く澄み渡っている。
本当に悲しいとき、人は笑うんだ。無理するなよって言いたくなるけど、僕は黙っている。
人は何かを信じたいんだよ。
だから
信じたいから、笑うんだ。
だから
哀しいのさ。
僕は今日も電車に乗って、落ち葉を見ています。
君のことを思い出したよ。
僕にできることは、それだけさ。
『落葉のコンチェルト』アルバート・ハモンド
『世界大戦争』東宝 1961年 |
久々に見る輝く太陽がそこにありました。
台風が去っても、台風一過というわけにはいかないぐずついた天気でしたが、午後から幾分よい天気になりました!
嘘臭いことばかりの世の中ですが、空を見上げれば清々しいですね☆
リアルをしっかり受け止め味わいたいものです。天を見上げて「明日天気にな〜れ」と祈るほどナイーブでもなくなり、すっかり汚れちまった俺ですけど、こんな空を見せたかったな。
昨日夕方5時1分前、西荻窪の駅で飛び込みがありました。
すっかり慣れっこになってしまったかのような飛び込みですが、慣れるはずがないんだ。今朝の新聞にも載ってない事故ですが、あの人には今日という日がなく、この太陽の光を見ることは永遠にないのだと痛切に思う。
久しぶりに見た太陽光の向こうに「死ぬな!!」と俺は叫んだぜ!
この世で何人逝こうが人数じゃないんだぜ。
一人でも無駄に逝くなよ!と俺は馬鹿のように心の中で叫ぶ。
あっという間に太陽は沈んだ。
それでも光に晒されて俺は心の光合成ができたと思う。
明日、また光を見よう!!
一人の愚か者として、一日を味わおう。
俺はそう決めた。
☆上野火山☆