2011年2月23日水曜日

未来の詩


『君たちへ贈るー未来の詩』by Kazan Ueno


未来を夢見ながら 今を生きてるんじゃない
今を生きながら 未来を創造するんだ

僕らは 幸せだから笑うんじゃない 
笑うから幸せなんだ

未来の芽は 青空の下の ふきのとう
だれも気づかない 地面の そのはしっこで
未来は生まれる

明日は 今日のご褒美で
昨日は 今日の準備だったんだ

だから

まだ来ぬ未来へ 僕らは続いていくんだよ


やらなきゃならないことって なんだろう
それだけが 僕らを生かしてくれるのさ

小さな地面にころがるふきのとうのように

未来が生まれるんだってことだけは 決して忘れまい

今日の君は

明日の君自身の 父であり母だ
ちっぽけだけど 力強い この世を創り出す

父であり母なんだ


2011年2月22日火曜日

穏やかに、そして冷静に…

Liveleakで見つけたちょっと良い動画です。

ネット上ではリビアを中心にしたアラブ諸国の内乱の動画が溢れていますが、これはそれらとはちょっと違うものです。まぁ、連続する内乱に関しては偶然やネットのツールのお陰というのは幻想で、意図的な演出を感じているのは僕だけではないでしょう。

ともあれ、この動画は、ある軽飛行機の飛行中のエンジントラブルから始まります。
パイロットが機体がふらつく中、地上と交信しながら適切な着陸場所を空から探します。
やがて、見えてきた平地らしき場所にゆっくりと着陸していくのですが、実際は心臓も止まりそうなほど緊張していたであろうことは想像に難くありません。
にもかかわらず、このパイロットは声☆トーンも変えず最後まで冷静沈着に行動している様子が伝わってきます。

静かながら、臨場感のある素晴らしい動画じゃないかな。
よかったら、ご覧下さい。

Pilot Stays Calm During Engine Failure -On Board Camera

2011年2月20日日曜日

静かな朝です

仕事の合間にブログを更新します。
朝の穏やかな空気が澄んでとても気持ちよかったので、一枚パチリ☆

世界を下らないものにするのも、良き場所にするのも自分次第。
だからこそ自己責任という言葉で無責任を隠す輩とは、一線を引きたいと思う。

世界は損得勘定以上のものだ。利益率と効率のみで価値が決まるこの時代の狂気に目を覚ましていたいと思う。

ちょろっとうまいことやって、ぺろっと舌を出すような生き方は絶対ロックじゃない!


朝の空気の中でそんなことを思いました。

心の中で静かなロックが目を覚ましたぜ!!


☆上野火山☆

2011年2月19日土曜日

東京の空の下で

 
今日も東京の空の下で青空を見上げる。
空のモチーフは、僕の生活の中では決して消えることがない。

大海原を飛行機で飛ぶとプロペラ機の時代は、飛んでいるうちに空と海の区別がつかなくなり、いつの間にやら飛行機が上下逆さになり、気づくのが遅れると気絶してしまうパイロットがいたとか。
実際、空と海の青は似ていると思う。

その海のような青い空の下で、窓の外に西荻窪のとある教会の十字架が見える。
随分と立派な大きな教会なので屋根の上の十字架がまるで巨大な避雷針に見える。
かつて暮らした岩手の家は茅葺き屋根の農家の母屋を借りていたので、教会とは名ばかりの十字架などどこにもない、唯一便所の中でイエスが微笑んでいたのだ。だから、あんな立派な教会を見るとその違いに驚かされるのと同時に、父が説教し母がオルガンを弾く僕の育った茅葺き屋根の教会とあの日々が遠く遠く思い出されてくる。
窓の外のその避雷針のような十字架を見つめながら、あれこれ考えてみる。
まだ見ぬ未来を思い煩う事なかれ、というどこかで聞いた言葉が脳裏をかすめる。

東京の空の下で今日もいつもと同じ一日が過ぎて行くけれど、それでも昨日とは違う今日のような気がするし、明日という日がもしあるならば、その明日も今日とはまた別の一日であるはずだ。

ありとあらゆる欲望と憎しみと嫉妬や恨みが混じり合いながら絡み合っているのがこの地上だが、それでもなお、そんなものには決して屈することのない強い魂が生まれるのもこの地上なのだと思う。
冷笑などくそ食らえ!青い空の下では、誰もが本当は強くなろうとしているんだ。人生はその過程なんだ。

たまたま撮った青空の写真。
その青空の下に僕らの暮らしがあって、そこに喜びや哀しみや怒りがある。
結論など当分出せそうにありませんが、そんな結論のでない思考が、今日も踊りを踊っているようです。
☆上野火山☆

2011年2月17日木曜日

冬の樹

春が近づいていて、今年は東京に雪は降らないのかも、などと思っていたのも束の間、先日雪が降りました。

地面に5センチほど積もった雪もあっという間に溶けてしまいましたが、樹木の風情が冬です。

すっかり葉を落とした樹の枝が鋭く天に突き刺さるように上を向いている。その枝の細さと芯の強さが冬の清冽な水のごとき透明な空気の中で屹立するのだ。

冬の樹木は口数が少ないけれど、生命と希望に溢れている。

もしかしたら、夏とは違うその口数の少なさこそ、冬の樹のメッセージなのかもしれない。

言葉以外のもの。それが時にはメッセージになる。

絵や音楽のように。

芝居も言葉を使うけれど、音楽に近いな。

冬の日に、言葉少なく、しかし希望の中で生きること。

この時代を冬の樹のように生きてみたいと思った。

☆上野火山☆

2011年2月16日水曜日

バンド活動☆

日々、格闘しつつ忙しく生きています。
ブログの更新もままならず、申し訳ありません。
芝居の準備も着々と整いつつありますよ!!

ですが、そんな中で先日、久々のバンド練習をしてきました。ビートルズの懐かしい曲や、ストーンズの「ホンキートンク…」、そしてRCの「雨上がりの…」等々。いずれオリジナルになりますが、今はとにかく懐かしい曲で練習を積むのが楽しい☆

楽器にはちょっと前までまったく触れたことがなかったメンバーもいるんですが、四時間に渡るセッションで、終わってみれば見事なコードのストロークを見せてくれてましたよ。素晴らしい!
僕も今更ながらキーボードが楽しいな。面白いコード進行に出会うとガンガン!燃えてくるもんね☆

ストーンズのホンキートンクウーマンにはコード「A-D-E」の中に「B」が入ってるんだね!ディープ・パープルとかばっかりだったから、ストーンズはコピーしたことがありませんでした。なので、今更ながら彼らのコード進行の発明に驚かされ、感動するんだよね。「B」がいいんだよな!RCサクセションもやっぱり最高だね。循環コードを何度繰り返しても決して飽きることがありません。いいんです!!!(ごめんね、ジェイ)

さて、メンバーはリードギター、サイドギター、ドラムス、ブルース・ハーモニカ、そして次回(今月末にあるんだけどね)ベースが加わります。その後、金管楽器(サックスやトランペット)等が合流し、しまいにゃとんでもないバンドが出来上がるんじゃないかな。

久々に新生ロックバンド☆
これも我が人生☆

Rolling Stones "Honky Tonk Woman"

2011年1月12日水曜日

年の初めに

一月も半ばです。
あっという間に時は過ぎていきますね☆
こんな言葉があります。

『あきらめるな」とよく言います。だから誰でもあきらめさえしなければ夢がかなうような気がしてきますが、そんなことはあまりない。頑張れば何でもできると思うのは幻想だと僕は思う。成功した人にインタビューするからそうなるのであって、失敗者には誰もインタビューしてないじゃないですか。
人間は、生まれ落ちた時からものすごく不平等なものです。国籍も容姿も選べない。親も子供も選べない。配偶者だって、2、3の候補の中から選ぶのがせいぜいで、それでもいいくらいのものでしょう?つまり限界だらけで僕らは生きているわけで、そんなにうまくいかないのが普通なんです。その普通がいいんだと思わなければ、挫折感ばかり抱えて心を病んでしまう。
僕は一握りの成功者が「頑張れば夢はかなう」というのは傲慢だと思っています。多くの人が前向きに生きるには、可能性のよき断念こそ必要ではないでしょうか。』
                                                                ー 山田太一

やはり山田さんは鋭いことを言いますね。確かに「諦める」ことは大切ですから。「諦める」とは「明らかにする」こと。
本質的に、諦めない限り物事の本質は見えてきません。その意味では可能性の断念というのは正しい、そして必要なことだと思われます。

だが、僕はあえてここで言いたい。
この考え方は大きく間違っている!
「そんなにうまくいかないのが普通なんです。その普通がいいんだと思わなければ、挫折感ばかり抱えて心を病んでしまう。」
ここがまずおかしい。
「うまくいかない」のが普通なのではなく、「うまくいかないがうまくいかせようと努力する」ことが普通なんだよ。
「挫折感ばかりで心が病んでしまう」というのも過剰な期待と過剰な前向きの結果でしょう。
むしろ、日々淡々と努力する姿勢以外に物事を為し得る土台は存在しないのではないですか。

僕らは過剰に期待したり、過剰に前向きになろうとする必要はありません。
しかし、うまくいかないことが普通だと己に言い聞かせる必要もない。

一握りの成功者が「頑張れば夢はかなう」というのは傲慢かもしれないけれど、「可能性を断念せよ」と他人に言われる筋合いは誰にもないのである。そして、その「可能性を断念した方がいい」としたり顔で語る姿勢こそ成功者の視線ではないだろうか。

年頭に当たって確認しておきたいのは、「普通」というのは挫折することではない。「普通」というのは「挫折してもなお努力する姿勢」のことなのだということ。
真に諦めるとは、飽くなき努力を愚か者のように続ける勇気の証なのだ。

今年もロックするぜ!!!!!!
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