2009年12月7日月曜日

シンプルについて

しばらくネットから遠ざかって仕事をしておりました。
ふたたびしっかりと日々の思考の記録を書き残していきたいと思います。
時々ですが、ネットから遠ざかりたくなり、実際に遠ざかるようにしています。
己の気持ちに忠実に生きていきたいものです。
そろそろ、ネットに戻りましょうか。

ブログなど、いずれ別の形態に取って代わられてしまうのでしょう。ですが、今はこんな「ブログ」であっても、貴重な日々の思考の記録になり得る道具だと思いますので、それを使っていこうと思います。

『生活を「整理」し「単純」にする』

これが今の僕の生き方の中心にあるように思います。テーマです、まさに。
というのも、経済的にも政治的にも複雑で煩雑で、見通しの悪い、それでいて決して光の見えない「悪意」がそこら中に溢れる時代にあって、シンプルで居る、というのはとても重要な戦略だと思うんです。
生活のあらゆる部分で、複雑になっている糸の絡まりをほどき始めるとき、単純さの「明快さ」と「痛快さ」を感じます。

『なにごとも、シンプルであれ』

この姿勢は、必要以上のものを持つ「重さ」からの解放であり、同時に本当に必要とする必需品の「軽さ」の発見に繋がります。本当に必要なものは、以外に軽い。
シンプル・ライフとは八十年代の標語でもありましたが、実は今こそ相応しい時代なのではないかと思うのです。
余計なもの、いらないもの、普段使わないもの、ただ保存していたもの・・・等々を出してしまえば、残った本当に必要なものとの生活に没頭することができます。
そしてそれは生活全般にわたるコンセプト。
資料としてとっておいた雑誌なども、この際思い切って出しました。すると、意外なほどスッキリとした空間が生まれ、何が大事だったのかに気づかされるんですね。

『Simple is Best!』

僕には勿論、家族の1人1人が大事。そして、この人生で出会った1人1人が大事。さらに、この人生の積み重なって最後に残った小さな物が大事です。
僕の演劇は「小さな演劇」です。
それは登場人物が少ないという意味ではありません。
実際は登場人物はそんなに少なくないかもしれません。
でも、小さい演劇です。
小さくて、単純で、欠くことのできない大切なモノと瞬間。
もし、僕の演劇にテーマがあるとすれば、それだと思います。

シンプルに大切なモノと暮らしていきたい。そして、それこそが究極のロックの精神だと思う。
シンプルにロックな生活をすること。
それが僕の望みなのかもしれない。

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