2012年12月5日水曜日

近所の小川にて、世界を考える。

へーい!川の流れよ!この俺に、道を示してくれぃ!!!
今朝、ウォーキングの途中で近所の川によりました。

ちょっとした小川ではありますが、大雨の後などは溢れそうなぐらい怒濤の流れを見せてくれます。
が、今朝はとても穏やかで良い感じの川の水が流れていました。
数年前までは大分汚れていましたが、最近水がきれいになっているような気がするな。
こんな小さな川のように生きていきたいものです。


先日読んだある新聞の記事を少々引用:
竹中平蔵(たけなか・へいぞう)東洋経済新聞より

「成功者の足を引っ張るな 
これからのリーダーは、しがらみのない、若い人から出てくるはずだ。「英雄は若者から学ばなければならない」という言葉があるが、それは正しいと思う。
今、慶応大学で、「イノベーション&リーダーシップ」という寄付講座をやっている。そのスポンサーになってくれているのは、着メロなどを手掛けるフェイスの平澤創社長。彼は、いろいろなところから講演を依頼されるが、大人相手にやってもムダだから、講演しないと決めているそうだ。彼は、「自分が起業できたのは、若くてリスクを感じなかったから。失うものがないというのは、すばらしいこと。だから、若い人の前では講演をする」と言っていた。
私が、若い人に1つだけ言いたいのは、「みなさんには貧しくなる自由がある」ということだ。「何もしたくないなら、何もしなくて大いに結構。その代わりに貧しくなるので、貧しさをエンジョイしたらいい。ただ1つだけ、そのときに頑張って成功した人の足を引っ張るな」と。
以前、BS朝日のテレビ番組に出演して、堺屋太一さんや鳥越俊太郎さんと一緒に、「もっと若い人たちにリスクを取ってほしい」という話をしたら、若者から文句が出てきたので、そのときにも「君たちには貧しくなる自由がある」という話をした」



「みなさんには貧しくなる自由がある」だと。。。。
本当に、本当に、僕は心底呆れているんだよ。開いた口が塞がらない。この厚顔無恥ぶりに。この愚かさに。
若者が苦労することは良いことに決まっている。しかし、この男の述べている苦労や貧しさは、そのような苦労は買ってでもしろという文脈にはない。レトリックにごまかれてはならない。
「最低賃金法の改正」だとか「解雇規制の緩和」だとか、次から次から信じられない法案がこの人の口から出てくる出てくる。

とにもかくにも、この時代の変わり目は実に興味深いと僕は思う。
高学歴の愚か者どもを再発見しておくことは、決して悪いことではあるまい。こいつらの尻馬に乗らなければ良いのだから。
小川の流れゆく透き通った水の流れを見ながら、こんなことを思ったんだな、俺は。

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