2011年4月21日木曜日

情熱大陸

我が弟にして、動物行動学者の上野吉一君が数年前に出演した「情熱大陸」の映像がuploadされていました。
とてもいい番組だったので、ここにアップします。
現在、名古屋の情勢も変わり、大変な苦労を強いられていますが、彼のやろうとしていることは日本では初めての試み。
それを真に理解する人もまた少ないのです。
何でもはじめてにはリスクがつきまといます。しかし、そのリスクなしに何事も生まれないし、前へは進まないのも当然のことだろう。
僕は逃げる人間より、賭ける人間が好きだよ。
うまく立ち回る人間より、無骨でも素直で真剣な人間の方が遙かに好きだ。
こんなフロンティア精神溢れる仕事は、お役所感覚では決してできない。
減税を訴えて民意を勝ち取った気さくな人気者の河村市長が、この計画に理解を示していないのは、まさしくその人間を表しているのだと思う。河村市長の改革案である「酒の自動販売機を置くこと」は、動物園の改革じゃないよ。まったく関係のない話だ!
動画を観れば一目瞭然だが、これはこれまで日本に存在することのなかったまったく新しい概念を導入した動物園の形式なのだ。
もういい加減足の引っ張り合いはやめようじゃないか!
弟よ、僕は君を支持する☆


解説:
東山動植物園企画官 上野吉一(うえのよしかず)48歳
名古屋市東山動植物園では、400億円の予算を投じての再生計画が2016年の完成を目指して始まっている。
その再生プランを推進する企画官に任命されたのが上野だ。
京大霊長類研究所の准教授として、展示・実験動物の福祉の研究を進めてきた男の就任は、日本初の研究者からの転身として注目を集めている。
そんな上野の存在は動物園の現場にとっては「異星人」。しかしながら彼についていくと、今まで知らなかった動物のいろんなことが見えてくる。
何故、動物園は必要なのか?上野、そして東山が目指す動物園とは何か?再生プロジェクトの第1弾としてチンパンジーの展示施設が完成するまでを追う。

「情熱大陸」本編

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