家族と初詣に行ってきました。
近所の神社に向かう途中、並木道を通ります。
冬です。
木々の葉は散り裸の並木が並んでおりました。
人通りのない道に並んで立つ木々の姿に、凛とした風情を感じてスナップを一枚。
またこの道も明日から人の通りも多くなり、やがて日常に戻っていくでしょう。
ほんの数日の冬の休日。
アスファルトの地面のほんのわずかな土の上に、木々は立ち続け、季節を越えていくのでしょう。
死はやがてあらゆるものに訪れる祝祭。
生はやがてくる死に至るまでの夢。
ならば、あの木々のように凛として寒空の中に立ち続けることを選びたい。
この与えられた生を、ひとときの夢として楽しみたいから。
夢がリアルだと信じたいから。
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