2014年7月17日木曜日

朗読劇稽古開始☆



今年の夏は本当に忙しい。

急遽頼まれたシナリオが一本、そしてその演出。
更に英語の指導も多く、今月末からは大学の集中講義も始まります。
そして、来月に迫った朗読劇☆





昨日から本格的に読み合わせがはじまりました。
大変悲惨な物語ではありますが、終戦と共に国家によって捨てられた人々を熱く描くことが出来たら嬉しいです。
集まってくれた若い俳優たちは、皆素晴らしい若者たちです。
脚本をよく読もうとしてくれるので、質問も出る。その質問に答えることで、演出するこちら側も考えが深まる。
いいな。こんなサイクルが作品を深く追求するムードを生むのだと思う。
来週の稽古で全出演者がそろうことになりますが、今から楽しみでなりません。


非常に知的な集団で共同作業できることは、「探求」にとって欠かせない要素です。
感覚や感性のみならず、知的に探求する姿勢は、全ての創作活動の「核」だと思います。そうした核が育っていく雰囲気が今回の稽古にはあります。
これは本当にかけがえのない演劇的環境と言えると思います。


妥協せず、追求し、自分の知らない時代の知らない体験を具現化し、追体験すること。これこそ演劇の醍醐味であり、演劇にのみ与えられた特権かもしれません。
今年の夏は、本当に忙しいけれど、本当に燃える夏になりそうです。
このワクワク感がたまらない!頑張るぜ!



近々、この「平和を祈る演劇祭」のチケットの予約、受け付け開始します。
少々お待ち下さいませ。


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