2013年4月12日金曜日

キリロラ☆ライブ


ライブスポット・南青山まんだら

先日、青山のライブスポット「まんだら」にて、キリロラ☆のライブを観ました。
いや、聴いた、かな?でも観て聴いた感じ。
ロック系ではなく、むしろ岩と対話する「岩系」を自称するアーティストにしてperformerのキリロラ☆さん。

今回、縁あって新曲「樹氷族」の作成のお手伝いをさせて頂きました。
僕の参加部分は歌詞の日本語版と英語版の作成。
キリロラ☆さん自身の言葉と、彼女の持つFacebook上の数々の樹氷の写真から小さな物語をクリエイト。そして、それを歌詞に置き換え、更に言語の壁を乗り越えるという、実の面白い体験でした。まったくキリロラ☆さんには感謝です。おもしろかったよ!!

そして迎えたライブで新曲の初披露があったのでした。
さすがに隙のないパフォーミング!圧巻は言葉が音楽そのものに変質していくその様だろうか。いや、インプロの音楽と共に今生まれていくその生命力に打たれたのかもしれない。いずれにせよ、前の日に「めちゃめちゃキンチョー!!」みたいなメールを送ってきた人とはとても思えない堂々たるパフォーミング・アーツでした。
きっとこの後控えているフランス公演もアメリカ公演もきっと成功することでしょう!信じてるぜい!!

彼女は自分を芸人と呼びます。実にさわやか。
人やこの時代が求めているものを本能で感じ取っているのでしょう。そして、それは自らの生活から、自らの肉体から、実感として生まれてくる力なのでしょう。その率直で滑らかな瑞々しい「力」を僕は彼女のパフォーマンスから感じるのです。
この前、キリロラ☆本人の口から彼女のバックグラウンドにダンスの歴史があることを知り、僕は彼女の舞台上での所作の美しさの秘密を知ったような気がしました。
まず、この人の舞台上の滑らかな所作を観なくてはならない。
そして、声だと思うんだ。
日本の歌い手の中でも、その所作の美しさをもっと評価されていい存在ではないかな。そんな風に思います。

ますます輝きが増していて、ますます応援したくなるアーティストだな。

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