今日は昼に、御茶ノ水まで足を伸ばしました。
先日、古い友人達と会合し、その昼にちょっとだけお邪魔した御茶ノ水の『JAZZ OLYMPUS!』さんを訪れました。
ジャズ喫茶『JAZZ OLYMPUS』 |
写真『みんカラ 』さんより
小学校から高校までの同級生である小松誠君が経営する4年前にオープンしたジャズ喫茶です☆
僕らの共通の思い出であるジャズ喫茶「ベーシー」を彷彿とするオーディオで聴く四千枚のジャズ・レコード!
本当に高校時代、学校のすぐそばにあるジャズ喫茶「ベーシー」は良く通った場所でした。ベーシーについてはこのブログでも過去に書きましたが。
僕は友達とジャズよりむしろロックバンドを組んで遊んでいたのですが、ジャズはいつも大人の音楽として傍らにありました。ジャズがあってのロックだった。
僕の育った岩手の一ノ関という所は不思議な場所で、町の中で世界的ミュージシャンとすれ違うなんとことがしょっちゅうあったのだよ。それもこれも、ベーシーという伝説的な喫茶店があったからなのですが。
そして今日、お邪魔した『JAZZ OLYMPUS!』はその高校時代の空気を感じさせてもらえる空間だったことに心が打たれました。
ただ懐かしいのではない。寧ろ、違うからこそ思い出す風景があるんだな。
たとえば、お店の明るさ。
蔵を改装したベーシーより、遙かに明るい『JAZZ OLYMPUS!』はさすがにホテルの一階にあるだけあって洗練された光を感じます。
更に、美味しいカレー☆これは「岩手アベ鶏カレー」
ベーシーにはない、充実した一度食べてみる価値アリのパプリカとトマトで赤みの強いカレー。一ノ関産の鳥を煮込んだそのカレーは辛さの中に旨味が凝縮していて、一度食べたら病みつきだと思うよ。僕ははまりました!
しかしながら、お店全体に漂うソウルは紛れもない僕らの育ったあの「ベーシー」の空気がありました!
しかしながら、お店全体に漂うソウルは紛れもない僕らの育ったあの「ベーシー」の空気がありました!
細部にこだわりがあるというのは、本当に素晴らしいことです。
故郷の一ノ関の食材にこだわり、オーディオ機器にこだわり、店内のディスプレーにこだわり(実際、ジャズなのにどこか和風のテイスト)、食器の輝くばかりのメインテナンスの良さ(家の妻が感激!)、ドアの大きさ窓の広さ、すべて細部にこだわりがありました!
僕は演劇を行う者として、細部にこだわる目を持つ人をリスペクトします。細部に心配りの出来る人こそ、僕の憧れだな。僕自身そうなりたいと思うよ。
素晴らしいお店でした!!
昼はジャズを聴きながら、旨いカレーに舌鼓を打つ。午後は純粋にジャズ喫茶。そして夜はジャズ・バーになるそうです。
時々、オーナーの小松君のコレクションの中から、こだわりのレコード鑑賞会なども催されるようです。
小松君!またお邪魔します!
一度、訪ねてみてください。
『JAZZ OLYMPUS!』最高です!
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