2015年10月15日木曜日

出演者ご紹介☆第4弾!!!


ウッディシアター中目黒で今月23日〜25日に上演される演劇ユニット空中スケッチの舞台『空にはきらきら金の星ー落雀の候』の出演者をご紹介します☆
第四弾は、元芸者のぽんたを演じる劇団鮫軟骨所属俳優「近藤沙弥佳」さんです!
動画でご覧下さい‼️
稽古場からのビデオレターです☆
みんな見に来てね‼️


出演者ご紹介☆第3弾!!!


ウッディシアター中目黒で今月23日〜25日に上演される演劇ユニット空中スケッチの舞台『空にはきらきら金の星ー落雀の候』の出演者をご紹介します☆
第三弾は、林敬子(イ・キョンス)を演じる劇団鮫軟骨所属俳優「金綱 りか」さんです!
動画でご覧下さい‼
稽古場からのビデオレターです☆
みんな見に来てね‼


出演者ご紹介☆第2弾!!!


ウッディシアター中目黒で今月23日〜25日に上演される演劇ユニット空中スケッチの舞台『空にはきらきら金の星ー落雀の候』の出演者をご紹介します☆
第二弾は、相原大尉を演じる俳優「一見直樹」さんです!
動画でご覧下さい‼️
稽古場からのビデオレターです☆
みんな見に来てね‼️


出演者ご紹介☆第1弾!!!


ウッディシアター中目黒で今月23日〜25日に上演される演劇ユニット空中スケッチの舞台『空にはきらきら金の星ー落雀の候』の出演者をご紹介します☆
まず最初は、山田二等兵を演じる劇団鮫軟骨所属俳優「須藤どらま」さんです!
動画でご覧下さい‼️
稽古場からのビデオレターです☆
みんな見に来てね‼️


公演まであと一週間☆

ご無沙汰です☆

芝居の稽古も佳境に入り、出演者もスタッフも、皆最後の追い込みに走り始めております。
俳優たちにとっては、入り込むには大変な精神的労苦を強いる作品だけに、この十二年再演は避けていた作品でもあります。


昨年、たまたま朗読劇として短いバージョンを舞台に上げて、その結果、やはり苦労は多いけれど、今一度お客様の目に触れるようにすべきだと決意を新たに致しました。
今も、そして今後ますます話題にすることすら憚れるようなこの国が犯してきた「棄民」という罪を、もう一度見つめ直しても良い時期ではないかと思います。
幸い、心ある豊かな想像力を持つ若い俳優たちに恵まれ、背中を押されるようにして、今回の舞台を僕は公の元に再び解き放つことができそうです。


お忙しいとは思いますが、戦争を遠い過去として、様々な小さな出来事を葬り去ろうとする現在、この芝居をご覧頂ければ、戦争が戦場にいる兵隊たちばかりでなく、その周辺の様々な境遇の人々を惨い現実に置き去りにしてきたことが理解して頂けるのではないかと思います。


重いテーマではありますが、重いテーマを軽く、軽い語り口に、深い魂の存在を見いだしたいと思います。


ぜひ、劇場にお越し下さい!

2015年8月21日金曜日

さあ☆舞台が始まる!!

ご無沙汰しております☆

昨年の年の瀬から、現在まで、様々な出来事が身辺に起こり、ブログを更新する気持ちがすっかりなくなっておりました。本当にごめんなさい。

ですが、そろそろ始動しようと思います!
夏の間、しばらく東京を離れる機会がありました。そこで、また新たな気持ちが芽生えてきました。それは、此の世に在る限り、精一杯の仕事をしよう!ということ。
当たり前のことですが、今一度、気持ちを新たにしました。

現在、多くの方の支援と協力を得ながら、少しずつ舞台公演の準備を進めております。
昨年の今頃、朗読劇として行った芝居の改訂完全版を、今回は朗読劇ではなく、本来の舞台劇として皆様にご覧頂きたいと思います。

本日より、稽古が開始されます。
稽古の様子など、アップしていこうと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

■Drama Project 空中スケッチ 第3回公演■
『空にはきらきら金の星 ー落雀の候ー』
脚本・演出 上野火山

2015.10.23 (⾦)~ 10.25(⽇) 
●開演時間(※開場は開演時間の30分前)
10⽉23⽇(⾦)   19:00  
10⽉24⽇(⼟) 14:00/19:00
10⽉25⽇(⽇)   13:00/17:00

▲お時間をお間違えのないようにお願い致します! 


■チケット
当⽇
3.800 円 / 前売 3.500 円
ご予約
kuchu.sketch@gmail.com 
 <Drama Project 空中スケッチ事務局> 


《スタッフ & 出演者》

■照明デザイン
久保良明
エヂソンライトハウス

■照明オペレーター
岡野昌代
PICORET(ピコレ)

■音響
清正高章

■舞台監督
大川 裕

■宣伝広告デザイン
空中スケッチ事務局


■出演者
須藤どらま

クリスタル真希

成澤優子

近藤沙弥佳

金綱りか

萬歳光恵

眞鍋昌照

一見直樹


■協力

Toshizo プロデュース

オーガニックシアター

アクターズ・クリニック

V-net教育相談事務所

法政大学 文学部 日本文学科



2015年2月3日火曜日

カナリアは鳴いているか?

 

1979年からサッチャー政権によって緊縮財政と企業に対する規制緩和が行われ新自由主義的経済が国民を圧迫していきました。1980年、米国ではレーガン政権による通称レイガノミックスが英国と同じ政策を行いました。日本ではそれに中曽根政権が同調し、後の小泉政権下で規制緩和が、民主党の下準備の元、現政権がアベノミクスと称して、全く同じ富裕層優遇格差拡大政策を推進しているわけです。世界の紛争も戦争も全てこの枠内の話と思われます。如何に利益を得るか。それのみが追求され、人であることや最低限の暮らし、といったものが踏みにじられています。

この一月で青山劇場は閉鎖され、今後三億円ものお金を使って、建物を囲み人が立ち入れないようにする塀を建てるそうですが、何をやろうとしているのでしょうか。文化や芸術といったパブリック(公共)が失われていく時、人は注意しなければならないと思います。楽しいことや美しいことが、厳しい現実の前で罪深く映る時、人は時代の罠にはめられていくのだと思う。

芸術など余暇の遊びに過ぎないだろう、大事なのは如何に利益を上げることかだ。本当にそうだろうか?米国式の軍産複合体を日本でも実現しようとしていますが、その徹底的な利潤の追求という姿勢こそが、時代からユーモアを奪い、笑顔を消し、芸術を殺すのだと思う。

現政権は、海外でも自衛隊がペレーションを実行可能な状態にしようと法改正する方向のようですが、武器も持たずに紛争地域に送り込むのは別として、人質奪還オペレーションを実行に移すとなれば、いずれ戦争へ向かうこと必至でしょう。

この数十年の中で、

社会福祉等の切り捨てといった緊縮財政と企業の規制緩和によって人件費が急激に下がり→失業率が高まり→格差が拡大→芸術及び芸能は政府のプロパガンダに堕し→テロ等の危機が煽られ→戦争もしくは戦闘状態に入り→国力が更に弱体化し→やがて教育、福祉、文化が破壊され→次第に国家が国家の体をなさなくなり→いつの間にやら政府より企業の経営者の方が上にいる…。

という状況が、同時多発的に多くの国で起きていませんか?

かつてハンナ・アレントが述べたやがて来るであろうナチス以上の全体主義とは、まさに現在の世界を覆うグローバリゼーションであり新自由主義経済であり、この究極の純粋資本主義の姿のことではなかったか、と僕は今思います。

今起きている戦争問題も経済問題も政治問題も、実は純粋資本主義のもたらす問題なのではないかと僕には思われてならないのです。

最近、ダボス会議の前に、今年2015年の内に世界の1%の富裕層の総資産がが残りの99%の総資産を上回る、という話が話題になりました。共産主義も究極的にはトップ1%が総資産を独占していくシステムですが、それと全く相対するはずの資本主義も結果は全く同じというわけです。

我々の敵は、本当にイスラムのテロリストなのだろうか?テロの恐怖を利用し利益を上げている者達がいることを忘れまい。

芸術や文化や笑顔や喜びが圧迫され、口をつぐむ時、それらが炭鉱のカナリアであることを肝に銘じたいと思う。

カナリアは鳴いているか?

 

 

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