大学へ行くには市ヶ谷から、もしくは飯田橋からになるのだが、あ、勿論JRの場合ね、んで、僕が選ぶのは市ヶ谷駅からのコース。
狭いし車の通りは多いし人は行き交うし自転車は訳もなく疾走するしで、ぜんぜん不便な道ですが、僕は好き。
夏は特に「蝉の声」がいいんだ!
そして、青空はその青さで暑さを忘れさせてくれる。
時々カレーやラーメンやコーヒーの香りが漂ってくる。
汗が噴き出るけど、アスファルトの道路は照り返しで真っ白に見えるほど色が飛んでるけど、夏のこの道を僕は忘れない。
恐らく、春よりも、秋よりも、冬よりも、夏がいいと思う。僕の経験的観測。
今日もまた、様々な心に去来することをできる限り話すことにつとめた。
出し惜しみせず、確信の持てるものは、まずは差し出すこと。
そして、更に言葉に責任を持って考察を深め、行動すること。
講義は、他者に押しつけるものではなく、むしろ自らに戒めを与えるためにするものかもしれない。
言葉は諸刃の刃だと本当に思う。
外に向けて差し出したものは、すなわち自らを切り刻むのだ。
だからこそ、防御するより差し出す方を選びたい。引っ込めるのではなく、あえて提示しよう。
きっと、昨日より今日が、今日より明日が、良くなると思うから。
気がつくことが、すべての始まりだと思うから。
久しぶりに自分の影を撮ってみた。
あっ、まずい。
太ったな。