2009年7月26日日曜日

私の青空

私の青空(日本語歌詞=堀内敬三訳詞)

夕暮れに仰ぎ見る輝く青空 
日暮れてたどるは我が家の細道  
せまいながらも楽しい我が家 
愛の日かげの差す所  
恋しい家こそ私の青空

オーストラリアは相変わらず日本人は鯨を殺す残酷な人種だと騒ぐ。
アメリカはいつもの調子で札びらで両頬をひっぱたき、金が欲しいんだろ?とうすら笑う。
中国は世界はすべて自分たちを中心にまわっているんだそうで、天安門はなかったし、チベットでも大したことはなく、東トルキスタンでは46回も核実験はしなかったらしい。
この日本では政権が変わろうと進む方向は変わりそうもない。

さて、
政治も経済も馬鹿馬鹿しいほど嘘くさい現在、信じられるものなどあろうはずもない。

己の仕事の合間に何故こんなブログなんてものを書きつらねるのか。
テリー伊藤によれば、ブログほど非生産的な馬鹿馬鹿しい無意味な行為はないらしい。
だとすれば、尚更一層、ブログは続けるべきように思う。

政治不信、経済不信、人間不信・・・・そんなどうしょうもない時代の中で、信じるに値することとは何かを少しずつ考察するのがこのブログの目的だと、実は思っている。

今日は本当にいい天気。
暑いですが、青空が本当に輝いていました☆
そして今日、何気なく聴いた高田渡さんの「私の青空」に不覚にも涙してしまった。

あまりにも、自己主張ばかりで、利権と利益ばかりで人は動き、人種差別、文化差別は平気なくせに自分たちを決して省みない横柄さと傲慢さの溢れる昨今、この歌は胸に染み渡りますね。
人を覚醒させるのは政治運動よりむしろこんな喜びと笑顔に満ちた人生なんだろうな。
高田渡さんが亡くなった歳に、僕もあと五年で到達するのか?と思うと、無性に彼の残した歌と笑顔が愛おしく思えるのです。

まずは、あと五年、私の青空を生きてみようか。
そして五年経ったら、その時に、その先の五年を、また考えよう。

高田渡『私の青空』スズナリにて:アップされた方に感謝致します☆

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