2009年9月26日土曜日

かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたちのいるところ:WHERE THE WILD THINGS ARE
モーリス・センダック作


娘たちの幼かった頃、大好きな絵本の一つがこれ。
「かいじゅうたちのいるところ:WHERE THE WILD THINGS ARE」

とんでもなくわがままな男の子がいたずらばっかりするものだから、部屋に閉じ込められます。
ところが、うとうとしかけて、不意に目を覚ますとそこはジャングル。やがて舟に乗って海を渡ると、ある島へ。そこは「かいじゅうたち」が暮らす島だったのです。。。。
ひねくれ者でいじわるな主人公の少年のキャラクターが秀逸☆

全体が脱力的な笑いに満ちています。恐ろしげなかいじゅうたちとオオカミの着ぐるみで威張っている男の子。かいじゅうたちは、てんで弱くて男の子の言いなりなんだな。最後に男の子が島を離れるときのかいじゅうたちがとても泣かせます。
やさしさってなんだ?
うれしいってなんだ?
かなしみってなんだ?
わがやってなんだ?
お母さんの用意してくれたスープってなんだ?
いろいろな「寓意」に満ちた絵本の傑作です!

その絵本が映画になったそうです。来年の公開なのかな。期待してます☆
ただ、映像では少年のひねくれぶりが少々足りない気もするのですが。。。。


「かいじゅうたちのいるところ:WHERE THE WILD THINGS ARE」映画予告編2009


映画のテストフィルムらしいです。ちょっとだけ。

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