2009年3月13日金曜日

ジャズ喫茶べーシーについて

※このべーシーの写真は『関西ウォーカー自遊人 Trial』 さんからの引用です☆URLは下※

http://trial05.exblog.jp/6941807/


『高校時代』

僕は十八歳まで岩手の一ノ関というところで育ちました。

高校の正門を出ると道を挟んで映画館が並んでおります。

大映、日活、東映と呼ばれた懐かしの映画館街。

小学校の怪獣映画からチャンバラ、戦争映画、ポルノに至るまで見せて頂きました。

「青春の蹉跌」「旅の重さ」「約束」「放課後」・・・みんなそこで見たんだな。

それから、

その道を大通りの方へ出るその一歩手前、左側にその店はありました。

その名は、


☆ジャズ喫茶べーシー☆

http://www5f.biglobe.ne.jp/~toronto/basie.htm


カウント・ベーシーから名前を頂いたこのお店は全国でもちょいと知られたジャズ喫茶。

その頃の一ノ関は不思議な町で、

道の向こうにナベサダさんがアルトサックスを持って突っ立っているかと思えば、

高校の前をエラ・フィッツジェラルドが通り過ぎたとかしないとか、

ロン・カーターが八百屋に来たとか来ないとか、

まぁ、あれだ、べーシーの周りに世界が噴出していたのは確かです。

狭い町の中に、世界が歩いていました。

こんなこと東京じゃなかっただろうな?

そんなふうに思います。


田舎の真ん中に世界中から風が吹き込んできた!

ジャズなんて大人の音楽と思っていたけど、

同級生がトランペットを始め、

ドラムを始め、

僕は、


それでもロックに固執していた。


学校帰りに「リズム」というそば屋で学割中華を食べ、

その足で友達とべーシーの四人がけのテーブルでコーヒーを飲む。

ちょっと高校生には高かったけど、大人の気分、

それから、デートっていえば、まずはべーシーで待ち合わせ、

それからちょっと離れた映画館「オリオン座」に洋画を観に行くんだ。

オリオン座もべーシーも元は倉庫だったような気がするけど・・・

違いますか?

唯一の洋画専門の映画館「オリオン座」も、もうだいぶ前になくなった。

でも、

べーシーは今でも健在です☆


トランペッターをめざしたあいつや

ドラマーをめざしたあいつ

そして

ベーシストになったあいつ

みんな元気かな

俺は相変わらず

ロックしながら、演劇してるぜ!

┐(  ̄ー ̄)┌ フッ


今、思えば、あの頃、

俺達の青春はべーシーの周りにあったのかもしれない。

また、いつか、コーヒー飲みにいきます。

その日まで☆

2009年3月12日木曜日

日時計

ベランダの端っこに、小さな日時計がありました。

娘たちの思い出のかけら。

親父はちっぽけな日時計を見て、胸が熱くなったよ。

春の午後の日差しが、影をつくっています。


☆上野火山☆

娯楽映画の深層



娯楽映画だと思わせながら、そこに鋭く現代を描写する作品がある。
それを人は傑作と呼ぶのかもしれない。

たとえば、1975年の映画に『コンドル』(Three Days Of Condor)という作品がある。
原作はジェイムズ・ グレイディの『コンドルの六日間』。映画では原作の六日間を三日間に縮めている。
CIAの末端機関で暗号の解読に明け暮れるターナーという男の奇怪な三日間を描いた物語。
昼食を買いに行っている間に、仕事場の仲間が皆殺しにあい、主人公のターナーだけが生き延びることができる。何者かに追われながら、彼は自分を抹殺しようとしている人間達を特定しようと必死に頑張る。やがて、相手が自分の雇い主であり仲間であるはずのCIAであることがわかってくる。
石油産出国での戦争状況を造り出すCIAの一部でなされた計画を、ターナーが知らずに質問状を出すことで潰しかけていたというのが真相だ。どこにも逃げることのできない彼は、CIAの上司に新聞社へ記事を送ったことを告げ、雑踏へ消えていく。その後彼がどうなったのか誰も知らない。

ここに描かれている物語は、現在に通じるアメリカの抱えた官僚主義的な陰謀の存在に対する警告だろう。陰謀論は普通ネガティブな意味で使われる。陰謀を人が口に出すとき、それは陰謀と見なされる限り真実ではないということになる。何故なら、今「陰謀」は「妄想」と同義語になっているからである。その意味で娯楽作品は陰謀を面白可笑しく描くことで、逆に「真実」に迫ることができる。
すなわち、意味の解釈は観客に委ねられ、作り手は、面白いサスペンス、あるいはミステリーを造り出したということで、充分にアリバイは成立するからである。しかし、この作品は、ただのミステリー娯楽作品ではない。今になってみれば、この作品で描かれたCIAの不気味さは現実のものとなり、アメリカのみならず全世界に暗い影を投げかけている。

コンドルという暗号名を与えられて、三日間逃げ回るターナーという男は、荒唐無稽な娯楽作品の一登場人物というより、すぐ隣にいるリアリティーに溢れた存在なのである。

この映画などは、現在ハリウッドや日本でも失われている部分を持つ、良質な作品のひとつなのではないかと思っています。まさに傑作!
娯楽作品の深層には、隠された暗号がある。
このことを「コンドル」は教えてくれているんだと思うな。

さあ、そのコンドルという暗号名を持つ男が雑踏に消えていくエンディングを観て欲しい。
最高にクールな終わり方といってもいいんじゃないかな。


映画のお話し


大学の講義では具体例として様々な映画を語ります。
ブログでは、これまであまり映画については語ってこなかったのですが、そろそろ、映画についてもお話ししていこうと思います。

というのも、アメリカ映画が死んでもう十年ぐらいになると思いますが、日本映画も再び死にかけているからです。

人気者のスターがいて、ヒットした原作の漫画や小説あるいはゲームがあって初めて映画が作られる現状は、テレビドラマも同じですが、やはり末期的です。この点はハリウッドは先を行っていますが、日本も追随する形で同じです。日本の場合、これに人気テレビドラマの続編というのが加わりますが。

いずれにしろ、安心感でしか仕事ができないのならば、ショービジネスというのはなんとお仕着せばかりのつまらぬものになってしまうことか。
作り手は自らの首を絞めていることに気がついてもいいんじゃないか、そろそろ。

今、ない、ものが面白い。安心感と好奇心は相反する精神状況です。

たとえば、そうだな。1973年のアメリカ映画に「ペーパームーン」という作品がある。
監督はピーター・ボグダノビッチ。原作は「アディ・プレイ」という十万部のベストセラー小説。しかし、監督はタイトルが気に入らず、オーソン・ウェルズに相談し、タイトルを変更、原作も後にタイトルが変更されたというのは結構有名な話。つまり原作のタイトルを棄てたところからはじまったんだな、この映画は。

たぶんこの映画がよかったのは、原作もいいお話しですが、それに寄りかかることなく、貧しいアメリカの戦前の風景を映し出そうと努力した結果ではなかったか、と思うのです。赤色フィルターを使い、白黒のコントラストを際だたせ、青空をどこまでも黒く映し出していました。
モノクロというのは、考えてみれば、映画や映像でしか実現しない表現ですね。舞台はカラーです。
カラーの時代に白黒でいこうとした先駆的作品として、恐らく制作者側の反対が強くあったであろうと予想できます。プラス、この作品はワンシーン・ワンカットという演劇的撮影手法を多用しようとしている点でも、画期的な作品だったのです。勿論これもフィルムを多量に消費する点からも嫌われます。

その後、モノクロ映画はウディ・アレンの「マンハッタン」や小栗康平の「泥の河」などでも見られるようになったし、ワンシーン・ワンカットの方式は今は亡き相米慎二も初期に固執する方式だったんだな。

ヒットしたのは結果であって、安心感にのっかって仕事をしていないところに注目しようぜ!
冒険者達が次の時代を創ってきたのは確かだと思う。
冒険をしなくなったジャンルが、死につつあると思うのは俺だけか?

どうよ?

映画も舞台もラストで決まる。
この映画の8分間のラストを観て欲しい。
 
A Great Movie☆ is here!

朝陽の輝き

夕陽倶楽部の僕ですが、今朝の朝陽は強烈でした!

昨日の夕陽の何十倍も明るい金色の輝き☆

エネルギー充填★!!♪♪…さ。

☆上野火山☆

2009年3月11日水曜日

今日の夕陽

ベランダから見えた今日の夕陽だよ。
金色の夕陽だな…。

山の下の方から空を思いっきり照らしている感じ♪

夕陽倶楽部の一員としては見逃せないGolden sun set☆


☆上野火山☆

雨を見たかい


HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN?


(J.C. Fogerty)
Someone told me long ago There's a calm before the storm,
I know; It's been comin' for some time.
When it's over, so they say, It'll rain a sunny day,
I know; Shinin' down like water.
CHORUS:
I want to know, Have you ever seen the rain?
I want to know, Have you ever seen the rain
Comin' down on a sunny day?
Yesterday, and days before, Sun is cold and rain is hard,
I know; Been that way for all my time.
'Til forever, on it goes Through the circle, fast and slow,
I know; It can't stop, I wonder.
CHORUS
Yeah!
CHORUS

はっきり言って、たえず僕の心の中で鳴り響いている歌です。今でも。

CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)は10代の僕に人生を教えてくれた。

鼻にかかった声が嫌だとか、いろいろ世間では言われていましたが、生きることが矛盾をはらみ、太陽の光は苦しみと共にあることを、人は笑いながら涙を流すことを、そして、人生はその繰り返しであることを、僕に教えてくれた。

君は、本物の雨を見たことがあるかい?、と。


Creedence Clearwater Revival - Have you ever seen the rain?

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