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2009年9月19日土曜日

キワモノから本格へ☆レッチリ伝説

Red Hot Chili Peppers

レッチリはデビュー当時はキワモノバンドでしたが、今ではすっかり大御所感が出てきました。
ですが、相変わらず。
このバンドで特に惹かれるのが、ベースのフリーです。世界中の多くのベーシストに影響を与えたかつて類を見ないリード・ベーシストなんだな。

リード・ギターという概念に決して負けてないリード・ベーシスト。
なにしろこのバンドは、重低音が魅力です。羽目を外しているように見えても、実際はしっかりとした重厚で激しいベースとドラムで創り出される「重低音」こそ、レッチリをレッチリらしく存在させる要素でしょう。この重低音の魅力はやがて「Rage Against the Machine」に引き継がれて行きました。

ベーシスト・フリーはタトゥーの上半身をたえずさらけ出しながら、ちょっと見にはロクデナシにしか見えないその風貌の向こうで、しっかり仕事をする、職人さんです。
もくもくとベースをチョップする彼の仕事ぶりに、そのあまりの誠実さと一途さに、僕は胸打たれてしまうのですよ。ほんと。スゴイ奴なんだフリーは。ほんと。

というわけで、ベースを聴くだけでも価値のあるバンド、それがRed Hot Chili Peppersだね。
日本の映画で取り上げられたせいもあって、一般の知名度も上がりましたが、今もなおどこかインディーズの匂いがする彼らです。
ちなみに、僕と彼らは同世代。うれしいね!こんな馬鹿がいるとは!!

1995年の傑作「Warped」(レッチリの電撃ワープ)


そして、「By the way」

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