Photo by SORAIRO TELEGRAPH
やがて、電線などはすべて地下ケーブルにまとめられて、電信柱そのものが姿を消す日が来るのでしょう。
喪失感というのは、かつて在ったことを知っているからこそ生まれる感情じゃないかな。
いつの日か見ることのなくなるこんな景色も心に留めておきたいものです。
正しく喪失感を持ちたいと思います。
知らんぷり、無視、黙殺は、したくない。
小さな記憶から、大きな物語が生まれることはあっても、
大きな記憶から小さな物語が生まれることはないと思う。
大きな、謂わば歴史の教科書になるような出来事は、小さな物語を隠してしまうから。
僕が興味があるのは、見えにくい、見落とされがちな、小さな物語。
夕陽のなかにたたずむ電信柱の物語。
電信柱はそんなことを僕に思わせます。
電信柱は、朝陽や昼間の光も良いけれど、夕陽がやっぱり一番似合うなぁ。。。
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