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2009年8月7日金曜日

Imagine

“ IMAGINE ” by John Lennon


Imagine there's no heaven

It's easy if you try

No hell below us

Above us only sky

Imagine all the people

Living for today...

Imagine there's no countries

It isn't hard to do

Nothing to kill or die for

And no religion too

Imagine all the people

Living life in peace...

You may say I'm a dreamer

But I'm not the only one

I hope someday you'll join us

And the world will be as one

Imagine no possessions

I wonder if you can

No need for greed or hunger

A brotherhood of man

Imagine all the people

Sharing all the world...

You may say I'm a dreamer

But I'm not the only one

I hope someday you'll join us

And the world will live as one



911以降、世界の狂いの速度は確実に加速している。911の隠された部分を知ることは不可能だろう。それでも、ひとつだけハッキリしていることがある。それは、この世界の住民に「想像力」を望まない者たちが、まさに存在しているという事実である。

あらゆる時代の中で、第二次大戦以降ほど、想像力を奪う実験が行われてきた時代はないように思う。
それはテクノロジーの異様なほど急速な進歩によるところもあるだろう。だが、常に真実を隠すメインストリームにいる連中、或いは不特定多数のエスタブリッシメントにとって、「想像力」こそ最も恐れ、避けなければならない「力」になったのだと思う。

先進国の教育が破壊されつつあるというのは自明のことだが、その破壊の仕方の典型は、学習を暗記型にすることで習慣的に創造する機会を奪うことにある。暗記することが学習の基本だと思い込まされた人間は、判断するための想像力よりも、知っている知識量の方を優先するようになる。かつて日本の学習の特徴といわれたこの暗記型学習が今や全世界に行き渡りつつある。つまり、判断力の基本である想像力、もっといえば「妄想力」が奪われつつあるのである。アメリカの教育制度の中身が、ブッシュによって大幅に軌道修正され、暗記型へ舵を切ったのも911以降であることは偶然ではない。今世紀に入り、冷戦構造という古い飽きられつつあった体制を捨て、新たにテロとの戦いに世界は突入したのである。新しい仮想的は東側でも西側でもないテロリストであり、民主国家は同盟国として連携しなければならない。正義の国アメリカとその一派 vs. テロリスト国家、という冷戦時と形を変えながら実はまったく同じ単純な二項対立の構図。善と悪の構図。そして、大切なのはこの構図を疑ってはならないということだ。

そして、911直後、ジョン・レノンの「イマジン」は放送禁止になるか、自粛された。

まず最初に放送禁止なったのが、戦意高揚を阻害する「想像力」の曲であったというのは象徴的だ。
ニール・ヤングは、911追悼式典で、あえてこの歌を歌うことで蔓延する「常識」に対する抵抗を試みた。

そして、僕もこの国を思う。
「自粛」と「無視」を常態化させているマスメディアの中で、戦おうとしている人間がどれだけいるのか。
アメリカは確かにあられもない姿をさらけ出しているけれど、日本はどうなんだ?
創造しよう。
この国もまた、内部から、様々な形で破壊され解体されつつあるのだ。それは、国家の枠組みというよりも、むしろ価値観の破壊といった方がいいかもしれない。文化的、伝統的、創造的な側面が痛めつけれれている。
僕たちは奴隷じゃない。
それは、想像力があるからなんだ。想像力がある限り、僕らは奴隷には決してならない。
想像力とは懐疑力のことだから。

ニール・ヤングのイマジンを聴こう☆

今日からしばらく僕は、東京を離れます。しばらく、携帯でブログ更新します!!
また!!!

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