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2009年6月23日火曜日
最高のライブ☆☆☆
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2009年6月24日リリース
NGCA-1039 ¥2,000(税込)
nowgomix Records / SUZAK MUSIK
男女ボーカルオクターブユニゾン、8人編成、生演奏、日本語ボサノヴァのパイオニア、コルコバード。
河の流れに身を任せ、5年ぶりのニューアルバム登場!
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昨夜のコルコバードのライブは最高でした☆
全篇オリジナルのボサノバで、ゆったりとした時間と激しくグルーブするアップテンポの時間を楽しめました。
コルコバードのボーカル兼フルートの八反田リコちゃんは出逢った頃はまだ学生だったんだよな。
でも、今では妻であり母であり、つまりは大人だ。
つくづく大人になるのはいいもんだなぁ、とライブを観て、熟成された曲の数々を聴いて、思いました。
そう!僕らはきちんと大人にならなくちゃいけない。
中身はまるっきり子供のまんまだけどね。相変わらずだめだめだけどね。最近ちょっと太ってきちゃったけどね、関係ないね・・・でもね、大人になんなきゃだめなのよ。
バンド全体が「大人なバンド」でした。
音楽の力ってのはすごいもんで、不意に、まるで風のように、「何か」を気づかせてくれるんだな。
演劇にも力があるとすれば、それは気づきのチャンスを提供できるかどうか。
なにしろ、楽しくなくちゃ見世物はだめです。芸術なんて言ったって、作る側も観る側も楽しめるのが何よりも大切。そして、できるならその楽しみのハードルが低く、中身はどこまでも深いのが良い。ぼくはそう思います。音楽はその良い例ですね。ハードルの低さと中身の深さの関係はあらゆるショービジネスに普遍の在り方のような気がします。
だからこそ、僕がもっとも嫌いなものは、ハードルが高く、中身の薄いもの。芸術と名乗るとき、こうした間違いがよく起こるような気がするね。
見世物という低いハードルと、本気という濃くて深い在り方。
それを、昨夜、僕はりこちゃんたちのライブで感じました。
アンコールで聴かせてもらった『展望台』という曲は、長く逢わなかった友との再会を歌ったものだそうです。
すっげーよかった☆
だってそこには本当の気持ちがあったから。
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