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2009年2月27日金曜日

雪が降りそうな日に

このところ雨の日が続いていますが、今日は一段と寒いですね。
来週には雪が降るとか。
そして、今日も午後から稽古です。

今日はバンドの演奏場面と、アクション場面をかためます。
四畳半の貧乏物語のどこにバンド演奏?アクション?と思われるかもしれませんが、どうしても必要な場面なんですね。
心と心のふれあい、なんて世の中では言いますが、それも肉体的な接触があってこそではないかと思います。
もっとフィジカルな感覚が欲しい。オーソドックスな舞台構成を支えるには、単なる心理的やり取りだけではない肉体的物理的なリアリティーがどうして必要不可欠です。
殴ったり、触ったり、撫でたり、抱きしめたり、、、そして、感触と匂い。
格好つけてもだめなんだ。
どうしょうもないものだけが残るんだ。
余裕なんかいらない。
必死さだけが頼りなんだ。
きっとどこかに演劇の神様がいて、囁いてくれているんだと思う。
「そのすべてを信じろ」と。

今日もその囁きを聞きながら、若い彼らと、舞台作りに熱中しよう!
古臭くありふれているのに、見失われている、あのガムシャラな人生の一瞬を、なんとしても見つけよう!

それが、僕の仕事です。

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