しばらく、ブログを更新できませんでした。ごめんなさい!
今、我が家の大掃除(模様替え)&原稿書きに追われております。
先日、徳島のKeikoさんから「斉藤哲夫さんのライブ」のお話しを書きこんでいただきました!
本日は、そのご返事をアップさせていただきます。
Dear Keikoさん
斉藤哲夫さんのライブ・コンサートご成功おめでとうございます☆
そして、丁寧なブログのコメント、ありがとうございます!
遠く東京の空の下で、今頃コンサートだろうなぁ、と思っておりました。斉藤さんをご存じない方も多かったと思います。でも、そんな方たちにこそ知っていただきたい曲の数々です。
僕はこの世の出逢いは、すべて「再会」だと思っています。
始めて会う人でも、実は「ここにいたのか!」という感覚があります。はじめて彼の曲を聴いた人も、「これかぁ」と再会したんだと思いますよ。心のどこかで在ると思っていた音楽、そして言葉と、人は人生のどこかで必ず「再会」するんです。それが、徳島で起こったのだと思います。
静かに胸に迫る音楽は、現在派手な商業主義の蔓延する中で、失われつつあります。
同時に、本当に良いものを求める人びとも増えているような気がします。
商業主義を全て否定することはもちろんできませんが、本来売れてよいはずのものが、様々な思惑の中で埋もれていくのは、本当に残念です。誰かが気がつき後押しすることでそれらは生きながらえることができる。今回のコンサートのご成功は、まさにそうした現在の主流とは別の、本物を強く求める気持ちが生み出したものでしょう。僕はそのことに感激します。本当に嬉しい。
今日も僕は吉祥寺を歩きましたが、斉藤哲夫さんの「吉祥寺」がずっと頭の中に流れておりました。
人生は再会の連続。
だから、捨てたもんじゃない!
前を向いて、僕も歩いていこうと思います。
来年、僕もぜひ魂のこもった演劇を行いたいと思います。
Keikoさんもお身体大切に!また!
上野火山
斉藤哲夫 吉祥寺 1973
2009年11月29日日曜日
2009年11月22日日曜日
落ち葉 雨
先日見かけた落ち葉と雨の風景です。
今日も午後から雨が降るらしい。昨日は天気がよかったですが、またすぐに寒い雨。
雨が本当に寒く感じる季節になりました。
いろいろな方から舞台のお知らせを受けています。
全部に顔を出したいのはやまやまなれど、なかなか顔を出せていません。
みなさん、お許しを!
時間のある限り、また必ず行きますから連絡はぜひ絶やさずにいてくだされ☆
我が家で現在プチブーム中の「侍言葉」がつい出てしまう今日この頃。
政治や経済の動向に、つい「笑止!!」と心の中で叫んでおりまするぞ。
さてさて、今日も一日張り切っていきましょうぞ☆☆☆
「馬に乗って、戦うとな???」
2009年11月20日金曜日
2009年11月18日水曜日
河原にて

コスモス(転載)
今日は昨日とうって変わって曇りから晴れ。
青空の下に秋の花が咲いておりました。
残念ながら携帯を持って出なかったので、その写真は撮れませんでしたが、同じ感覚と思える写真を引用転載させていただきました。
川の畔にまさにこんな感じでコスモスが咲き乱れておりました。
白とピンクの可憐な花。
しかし、外来種なので河原に繁殖させることは在来種の生育に対する脅威となる環境破壊とも言われているそうです。
でも、秋の桜コスモスは、どこか寂しげで美しい。
東京に暮らしながら、しっかり季節を楽しみたいと思います。
旬の食べ物がやっぱり美味しいだけでなく滋養も溢れているというのは、それだけで充分な贅沢。季節外れのビニールハウス食品よりもよっぽど今となっては贅沢で豊かなことなのかもしれません。
花や植物にもそれは言えるんでしょうね。
旬の花を愛でる生活。
うん、なかなかいいもんです。
2009年11月17日火曜日
文化系をなめんじゃねぇ!!

色即ぜねれいしょん:2009
みうらじゅんさんは同い年の人間として、共感できるアーティストの一人です。
1958年生まれにロクな奴はいねぇ、ってことはよくわかっていたつもりですが、彼は58年生まれの中でも珍しく熱い人だと思います。そこが嬉しい!
ロック精神のバイブル「アイデン&ティティ」も最近きっちり読ませていただき、そこに流れる共通するロックに対する熱き思いに心打たれましたよ☆
そして、この映画「色即ぜねれいしょん」は彼の小説を原作に、同世代の真面目なロック野郎・田口トモロヲ氏がメガホンをとったお馬鹿で明るい胸に迫る青春グラフィティです。
フリーセックスとロックに憧れて、夏休みに仲間と島に渡った少年の切なくも苦く、笑っちゃうほど切ないロックなエピソード。ロックするってことは、これほど恥ずかしいことなんだな。で、恥ずかしさと共に生きることなんだ。簡単にわかった風な口をきけないほど愚かであることの自覚がロックなんだ。他人の失敗をニヤつきながら見るんじゃなく、阿呆のように自ら失敗しようとする馬鹿さ加減がロックなんだ。路で奇声を発することがロックじゃない。静かに燃えるのがロックなんだ。ロックはチャラチャラしてない。ロックは険しい。ロックは、なめた人間には到底到達できない魂の境地のことだ。
笑いながら、こんなことを考えていましたよ。
決して懐かしい話ではありません。ただ、今時のリアリズムでは、どこかで無視を決め込まれている物語なのかもしれません。
この馬鹿のように一つのことに夢中になって取り組むことが嘲笑われる時代において、取り戻すべきは「愚かなロックの精神」なのではないだろうか?
最近、ロックしてますか?おやじロックという意味じゃありません。ロックの魂ってことです。
魂はロックしてますか?
金勘定ばっかりしている奴らめ、文化系をなめんじゃねぇ!!
映画『色即ぜねれいしょん』予告編!!
2009年11月16日月曜日
二人のトム・ウルフ

Thomas Wolfe:1937.4
米国には二人のトム・ウルフがいる。
一人はエスタブリッシュメントを自負するオッチョコチョイのベストセラー作家。そしてもう一人は、1938年にこの世を去った身長2メートルの作家。
今はほとんど話題にされることもない人物かもしれませんが、僕はこの身長2メートルの作家トーマス・ウルフに惹かれます。
日本語で翻訳されている本は、僕の知る限りでは「天使よ故郷を見よ」しかないと思われます。
NOVELS
「天使よ故郷を見よ」:Look Homeward, Angel, A Story of the Buried Life
New York, C. Scribner's Sons 1929.
Of Time and the River; a Legend of Man's Hunger in His Youth
New York, C. Scribner's sons, 1935.
The web and the rock.
New York, Harper & brothers, 1939.
You can't go home again.
New York, Harper & Brothers, 1940
SHORT STORIES AND VARIOUS COLLECTED WRITINGS
From Death to Morning
New York, Scribner's Sons, 1935
The Story of a Novel
New York, Scribner's Sons, 1936
The Face of a Nation; Poetical Passages from the Writings of
Thomas Wolfe
New York, Scribner's Sons, 1939
The Hills Beyond
New York, Harper 1941
A Stone, A Leaf, A Door; Poems by Thomas Wolfe,
selected and arranged in verse by John S. Barns
New York, Scribner's Sons, 1945
A Western Journal: A Daily Log of the Great Parks Trip,
June 20 - July 2, 1938
Pittsburgh, University of Pittsburgh Press, 1951
Short Novels. Edited, with an introduction and notes,
by C. Hugh Holman
New York, Scribner's Sons, 1961
Thomas Wolfe's Purdue Speech: Writing and Living.
Edited from the dictated and revised typescript
West Lafayette, Ind.: Purdue University, 1964
The Notebooks of Thomas Wolfe. Edited by
Richard S. Kennedy and Paschal Reeves
Chapel Hill, University Of North Carolina Press, 1970
A Prologue to America.
Edited and with a Foreword by Aldo P. Magi
Athens, OH: Croissant and Company, 1978
The Autobiography of an American Novelist.
Edited by Leslie Field
Cambridge, Mass.: Harvard University Press, 1983
The Complete Short Stories of Thomas Wolfe.
Edited by Francis E. Skipp; introduction by James Dickey
New York: Scribner, 1987
The Good Child's River.
Edited and with an introduction by Suzanne Stutman
Chapel Hill: University of North Carolina Press, 1991
The Lost Boy: a Novella.
Edited and with an introduction by James W. Clark, Jr.;
illustrations by Ed Lindlof
Chapel Hill: University of North Carolina Press, 1992
The Party at Jack's.
Edited and with an introduction by Suzanne Stutman
and John L. Idol, Jr.
Chapel Hill: University of North Carolina Press, 1995
フィクション(小説)だけでもこれだけあるのに、日本語で読むことが実は難しい作家ではあります。故に、ほとんどの日本人は知ることのない作家なのかもしれません。
彼は泥臭く自伝的な物語を通して米国の庶民の歴史を描きました。米国の当時ですら徐々に失われつつあった米国人の真の生活とその周辺の細かなリアリティーを記述することで、アメリカ人の内省を実行した人物でした。多くの同世代の「失われた世代」のようにヨーロッパに逃避することなく、冷蔵庫の上をデスク代わりに執筆したという話は、今もなお伝説として残っています。
今時代が変わりつつあって、この日本にも古い時代の米国を描いたこの作家の作品を受け入れる土壌が出来上がってきているのではないかと思うのです。というのも、彼の描いた過酷な時代の米国の風土が今の日本の風土に限りなく近い感じがするからです。八十年代や、バブルのはじけたといわれた九十年代よりも、今がトーマス・ウルフの生きた人でなしの時代の米国に似ている。
デビュー作である「天使よ故郷を見よ」は、まさに世界大恐慌のはじまるその直前に書かれているのです。
まさに、人でなしな時代に「人になる」ために読むべき書物が、彼トーマス・ウルフの小説のような気がします。
まずは新潮文庫で「天使よ故郷を見よ」を読んでみてください。
そこに描かれるのは、どうしょうもない人間の世界で、より良く生きようと苦闘する人間の物語です。物語る原点がここにあると、僕は思う。
四十代まで生きることのなかったトーマス・ウルフに感謝☆
あなたの作品で僕の立ち位置が見えてきましたよ。
Creative Quotations from Thomas Wolfe for Oct 3
2009年11月15日日曜日
窓の向こうの青空
ここ数日の中で珍しいぐらい今日は晴れました☆
雲ひとつない青空とはまさに今日の空ですね。
窓から透き通るような青空が見えて思わずシャッターを切ってしまいました。
屋根と電線の向こうに、限りなく続く空があります。
本当に大変な時代になってきましたが、それでもしっかりと地面に足を付けて生きていきたいものです。なぜなら今ここにしか己の人生は存在しないから。その人生を深く味わおうとしなかったら、なにも味わうことなく日々を過ごしてしまうでしょう。
人生は一度きり。
そんなの誰もが先刻ご承知。でも、リアルに一回きりだと思う必要があるんだろうな。
窓の向こうの空も、この一瞬しか存在しない。
すべてが一瞬にして忘却の彼方へ消えていく。
時間は不可逆だし、人生も不可逆。しかし、人間精神は不可逆ではありません。遡ることも、まだ見ぬことを想像することもできるんです。従って、生きた人間の精神のみが可逆であり、自由を本来獲得していると考えるべきなのでしょう。
青空を見ながら、自由意志ということを考えました。
この時代の問題とは、自由意志の無言の剥奪なのではないだろうか。金融と資本による支配の中で、いつしか人は「自由意志」を奪われている。問題は、そのことに人がなかなか自覚的になれないということなんだろうと思う。
かく言う僕自身、自身の自由意志がどこまで確立しているのかは不明のまま。
それほど、危ういメディアによって吹き込まれた幻想の中で僕らは暮らしている。
覚醒しようとする意志だけが、己にカツを入れ足下と空を見せてくれる。
青い空を見ながら、足下のぐらつきに、気がつきつつある今日このごろです。
☆上野火山☆
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